あ…また、そうやって…見るんだからっ
「…………っ」
見つめられる視線を反らすと、先生は口を開いた
「あれ、反らすのか?好きなんだろ?」
先生の手が伸びて少し強引に視線を絡ませる
「そ、れは」
「まだ慣れないか?男に…じゃなくて…俺にだな」
額と額をくっつけられてもの凄く違い距離に身体が動かなくなる
「な…なれるなんて」
「そうか?今日の雪村はいつもと違ったけど?俺に向かってセクハラなんて言うし」
いや、それはっ!
「熱のせいです…」
「熱のせい、ねぇ」
その蒼い目に吸い込まれそうで、私は無意識に先生の腕に手を添えた
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