どうしよう… 誰かに助けてもらうにも…みんな帰省してるから…人なんてほとんど通らない… 「…うっ…」 自力で戻るのも無理そうだ… 私は壁に寄りかかり、目を軽く瞑って深呼吸をする 誰か… この際、男の人でもいいから…誰か… そう願っていると… 「雪村か?」 聞き覚えのある声がして、うっすらと目を開けると―… その姿に、胸が鳴る 「せ、ん…せい?」 「お前なにしてって…気分でも悪いのか?」 急いで私に近寄って、私の額に手を添える .