先生は蒼い瞳の狼くん







思わず、少し伸びた事の嬉しさでニヤつくと顔を上げた先生と目が合ってしまう


「!」


や、やばいっ


「……」


ドキッと心臓がなり、また反射的に反らしてしまった事に後悔する


だって、ダメなんだもん…

なんでか、龍之介くんにはここまでじゃないのに…この先生は特別、ダメだ


ジリジリと突き刺さる先生の視線が痛い


早く終わらせてここから出なくちゃ


「あの、せ、先生…わたし…早く帰らなくちゃいけないんで…早く残りのしましょう…」


「…………」


これ以上、ここにいたらもっと先生の視線を反らしてしまう


この流れがわたしには耐えられないし、男の人とこれ以上二人きりは無理だ














それからというもの…










「…………」


「…………っ」





痛いほど刺さる視線を浴びながら二人だけの健康診断をおこなったのであった…









































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