「すみません」 「いえ、あ…お嬢さん、寒くないかな?何かタオルとかあれば…」 「あ、そんな!大丈夫です!」 両手を振ると、私は脱いだ靴を履いてまた鞄を肩に掛ける 「だけど…」 「私…近くに住んでるんで…本当に、大丈夫ですから」 「…そう」 「それじゃあ、私はこれで…」 頭を軽く下げると、女の子は私に向かってとびきりの笑顔 「おねぇちゃん!また会おうね!」 「うん、そうだね」 手を振り少し震える身体を抑えながら私は寮に向かう .