「そう、だよね…遊んであげなきゃだよね!」


「うん」


"よーし!"とガッツポーズをして瑠花は私に手を上げる



「じゃあ、私は行くから!冬休み元気で過ごしてね!!何かあったら本当にすぐ連絡すること!」


「は…はぁい」


「あと、変な虫には気を付けるのよ!」



変な虫?なにそれ…


そんな疑問が浮かんだが、それ以上聞かずに手を振ると瑠花は走って校門を出ていく