白い世界。
永遠の世界。
わたしたちは、確実に近づいている。
この世界の果てに。
―――ずっと、わらえていたらいいのにね。
歩きながら、わたしがそう口にする。
―――うん。ぼくもそう思うよ。
―――けど、それは間違いなんだ。
―――きっと、ダメなんだ。
隣を歩く彼が強い口調で否定する。
―――どうして?
―――なんで、きみは永遠を否定するの?
わたしは尋ねる。
ずっと、笑顔でいたい。
ずっと、幸せでいたい。
誰だってそうだ。
―――この世界の果てにあるものを見れば、わかるよ。
彼は少しうつむいて言った。
永遠の世界。
わたしたちは、確実に近づいている。
この世界の果てに。
―――ずっと、わらえていたらいいのにね。
歩きながら、わたしがそう口にする。
―――うん。ぼくもそう思うよ。
―――けど、それは間違いなんだ。
―――きっと、ダメなんだ。
隣を歩く彼が強い口調で否定する。
―――どうして?
―――なんで、きみは永遠を否定するの?
わたしは尋ねる。
ずっと、笑顔でいたい。
ずっと、幸せでいたい。
誰だってそうだ。
―――この世界の果てにあるものを見れば、わかるよ。
彼は少しうつむいて言った。