感触が、想像よりかたくて… ぱっと目を開けると、望もきょとん…。 し、しまったあ! 望の鼻の上に、キスしちゃったぜ! 「は…ははは?」 俺は笑って、ごまかした。 「ふ…ふふふ?」 望も笑った。 俺たちは、また いつものように、手をつないで 歩き出した。 end