恭司は用事が出来て帰る事を
言いに皆の所に戻った。


「あっ恭ちゃん、電話なんだって?」


「会社の後輩からで相談したい事が
あるからこれから合う事になった。」

「えっ…もう帰ちゃうの」

「もう少しいるつもりだったんだけどな」

「恭ちゃんは後輩君に頼られてるんだね、
ちゃんと相談にのってあげてね。」


「嗚呼、
さっき何の話してたんだ
3人で言い合ってたけど…」



「恭ちゃんは朝来た事なかったもんね、
僕も不思議なんだけど常連さんの中に
1番に来店するのを競ってるとこ
あるみたいでだから3人で今日は誰が
1番に来店するのか言ってたの。」


玲が恭司に近づいてそして…
恭司の耳元で小声で言った。

「(恭二君、渚君は知らないんですけど
1番に来店する人は渚君の〈いらしゃいませ〉と
笑顔を1番に見たいが為に頑張ってるんです!!)」


恭司まで小声で答えた…

「(そうなの?)」

「(渚君は常連さんのお客様も含め
癒しの天使って呼ばれてるんです。)」

「(そう呼ばれてるんだ何か分かる、
俺も毎日なぎに癒されてるしね
でも志岐さんにも癒しオーラあるから
アクアは癒し空間&隠れ家…!!)」

「渚君、玲さんそろそろ時間ですよ。」

「は~い」 「はい」


「俺帰ります、そろそろ此処でないと
待たせる事になちゃうので。」

「そうですか、せっかくコーヒー
でもと思ってたのですが…」

「志岐さん、ありがとうございます。」

「恭司君、気を付けていってらしゃい」

「恭ちゃん後輩君によろしくね!!」


鏑木なんぞによろしくなんて言ってやらん!!


「恭司君、渚君の事は私に任せてください。」

「玲さん、志岐さんなぎの事よろしく。」

「「はい」」






恭司は裏からアクアを出た…