極道夫婦―18歳の恋戦―【完】

夏「お前の父親と、岡田真桜は、血因関係にある。いくら珠樹の父親が認知しようも、兄弟なんだよ」



雄「魔性の女だな…」



俺は洗い出される真実に驚き・怒り・悲しさが溢れるも、今は愛理の為に、何が何でも早く解決させたい。

将人は岡田真桜の組のファイルに侵入させ、夏輝は岡田幸子に対し、詳しく調べて居る。

俺は2人がプリントアウトしたのを、ただホッチキスでまとめる。



雄「……あれ。俺って若頭だよな?」



夏「パスワード解読の前に、パソコンの出来ないお前が悪い」



…すいません;;

俺はホッチキスをパチンパチンとさせながら、夏輝に頭を下げた。

夏輝が居なきゃ、俺は氷野米組を潰してただろう。