曖昧な私に、拓哉は「ガキは愛理華だな」と言った。



拓哉「あの人は、兄貴とは違うと思う。簡単に10代の女は抱かんと思う。
ましてや愛理華って処女だろ?」



愛「え;;」



私は“図星です”と言わんばかりの反応を見せる。



拓哉「親父さんの手前、絶対にそうだと思う。間違えて元カノの名前を呼んだと思うし、確めたら?それで好きなヤツとか言うなら殴るなり知ろよ」



そう言うと拓哉は立ち上がった。

私もつられて立ち上がると、拓哉は私の頭を撫でた。

私は「ごめんね」と、色々な意味を込めて謝る。