しかし…夏輝は私をすぐに引き上げる。

短パンと下着を一気に下ろし、私の中に触れようとする。



愛「んあ…ンッ…」



私はもう、夏輝しかいらない気がした。

それを感じ取った夏輝が自分のモノを入れる。

指を絡ませ、次は一緒にイクんだと思った。

夏輝も最初は、そのつもりだったでしょ?



愛「…夏輝…っ…」



夏「……ユウナ……っ」



でも、私は時間が止まった気がした。

夏輝がクライマックスを迎えても、私は違う。

真っ白になってた筈なのに、今は真っ黒。

…“ユウナ”って誰?

訊けないのは、私が…貴方の彼女じゃないから、だよね…。