極道夫婦―18歳の恋戦―【完】

私が夏輝と目を合わせた時、兄貴が立ち上がり、スエットの下だけ穿いた。



雄「今夜、愛理とタイマンさせる。お前の弟が勝てば、入れても良い」



愛夏「は?」



私と夏輝は兄貴を見上げた。

兄貴が「それで良くね?」と笑うと、夏輝が立ち上がった。



夏「勝たなければ愛理華が怪我するんだぞ?他のヤツらが納得するかわかんないだろ!」



兄貴に抗議をしてくれた。

しかし、兄貴は「愛理華がやらなくて、俺がやったら…死ぬぞ?良いのか?」



…卑怯でしょ!;;

しかも、“死ぬ”って、ガチでやらせる気?