翌日、私は優奈さんが目を覚ましたと聞き、兄貴と改めて病院へ出向いた。
病室から漏れる、優奈さんの楽しそうな声。
私は優奈さんとは裏腹な気持ちで、ノックをし、ドアを開けた。
優奈さんがベッドの上に座り、ソファーには男の人…
立って居た夏輝は、優奈さんに手を握られて居た。
優「あ、雄也君に愛理華ちゃん。いらっしゃい」
勝ち誇った笑顔で、私を出迎えた優奈さん。
私は無言で、優奈さんと夏輝の手を睨む。
優「愛理華さんは、兄とは初めてよね?兄の紫音です。
お兄ちゃん?先ほど話をした、愛理華ちゃんよ」
優奈さんはソファーに座る人、お兄さんらしい、紫音さんに声を掛けると、紫音さんは「はじめまして」と、軽く頭を下げた。

