極道夫婦―18歳の恋戦―【完】

俺らは組長を除いた3人で病室に行くも、愛理華は入る事はなく、廊下に残った。

俺が窓の外の真っ暗な空を見て居ると、ドアがガラッと開く。

俺は愛理華だと思い、パッと振り返った。



夏雄「……紫音君」



しかし、そこに居たのは、愛理華ではなく、優奈の兄貴の紫音君。

紫音君は優奈に近付き、頭を撫でる。



紫「どうして、優奈はこんな事を…」



紫音君は俺と雄也を見た。

雄也が全てを話すと、紫音君に睨まれた。



紫「最終的には、夏輝が悪いのか…」



雄「夏輝は何も――!」



紫「責任は、きっちりと取らせるからな」



紫音君は雄也の話を聞く事なく、病室を出て行く。

俺は、呆然と立ち尽くすしか、出来なかった。



―夏輝 SIDE END―