「プレゼントよプレゼント!来週クリスマスでしょ!」


机をバシバシ叩きながら言う咲にあたしはハッとした






「忘れてた……」


「もぉ~!」



だって…ずっと彼氏というものも居なかったし去年も一人で過ごしたからクリスマスというモノに関心が無かった




「どうしたんだ?」

ズーンと沈んでいるとトレーを持った課長が隣いいか?と聞いて咲が答えた


「良いですよ、課長もお昼ですか?」


「あぁ、梶原…あんまり栗宮を苛めんなよ」


課長は席に座りながら咲に言った