「ありがとうございます!」 最後にまたねと言い二人は出ていった あたしは急いで冬矢の隣に座った 「遅くなってすいません!」 「いや、いいんだよ。それで話なんだが…」 あたしはゴクリと喉が鳴った 「藤宮くんちの娘の話なんだが…」 百合さん……… あたしもあのあとどうなったのか気になっていた 「どうなったんですか…?」 あたしが言う前に冬矢が口を開いた 「殺人未遂で逮捕…のはずがお金の力で普通に家に帰ってきたらしい」