そんなある日会社が終わっても百合が来なかった これで久し振りに杏と話が出来る 俺は上機嫌だった 仕事は俺の方が早く終わりビルの外で待っていた 女の為に待つなんて昔の俺にはあり得なかったな… 暫くして杏が出てきた けど浮かない顔をして悲しそうにビルを見つめていた 俺は杏に近づき食事に誘った 暇だと言って食べに行くことになった