一瞬何が起こったか理解できなかった 「きょ、恭ちゃん!?」 「なに?」 一方的にぎゅうっと手を繋いだままで 恭ちゃんが返事をした 「な、なにって……その、手」 自分で言ってて恥ずかしいような…… 昔は手くらいよく繋いだし、 それにこれじゃぁ 「手くらい昔よく繋いだだろ、なに?意識してんの??」 うっ…… 「……あ、図星か」 頬を染める私を見て恭ちゃんは 笑いながら言った あ、穴があったら入りたいぃぃぃ