転校してきて1週間がたった。
いつものように瞬と美希と奏多君と屋上に向かってる……
奏多君は美希の彼氏。チョーラブラブなんだよ。いいよなぁ……
瞬ともこんな風になれたらなぁ……
んっ!?何で瞬が出てくるんだ!?
まあイッカ!!
「そうだ!ずっと思ってたんだけど咲ちゃんと瞬なんか隠してるでしょ!!」
ギクッ!!
いきなり奏多君がこんなこと聞いてくるなんて……!!
「そ、そんなことないよ!!ね、瞬!?」
「ちょっと来い、咲!!」
私は瞬に引っ張られて隅に連れて行かれた。
「何よ~いきなり!!」
「あいつらには話しておいたほうが言いと思う……いずればれるだろうしな。早く口ふさいどいたほうが俺はいいと思うぜ」
「……確かに……」
奏多君はかなり勘がいいし……美希もね!!
「そうしよう……」
私たちは二人の元へ戻った。