まぢかあ・・・。 またほかのところに電話かけなきゃいけないのぉ? もういやだあ・・・。 ・・・と思ってたら・・・。 ―――ヴーーッ、ヴーーッ――― 「あ、携帯鳴ってる!!」 あたしのポケットで、確かに携帯が鳴ってる。 そっとだしてみると、確かに、『○●レストラン』と出ている! やった!!受かったんだ! ピアノの先生に、ジェスチャーで「ちょっとすみません」とやって部屋を出て行こうとしたら、先生がガッツポーズで「よかったね!」と言ってくれていた。