あたしが不満な顔してるってわかってるのに、尋人は知らん顔して歩いて行く。 まぁ分かってたよ。 自業自得だし、どんな顔しても意味ないことくらい。 尋人はあたしよりも、あたしの事をわかってるから。こうなるだろうと、予想はしていた。 あたしは距離が出来た尋人を急いで追った。 そして、何を思ったか知らないけど、追い付いたあたしが隣に並ぶと、尋人は少し口角を上げた。