こんな単調な毎日が続く、 そんな日々に少しの変化が生じた。 ある日の大学の授業中… 『マコト今度合コンやるから予定空けといて!』 この日は珍しく悠平が誘ってきた。 どうやら人数が揃わなかったので私を穴埋めとして加えたらしい。 こうやって私は相手に利用されやすく、 また嫌だともいえないのも欠点なのだろう。 つまり孤立するのが嫌なのである。 相手をよく毛嫌いするのに離れたくない。そんな矛盾が脳裏に常につきまとっていた。