――――――――そして、彼は私の目の前から消えた。



俺達の確率は100%だろ?----そう優しく言って消えた。



「わあああああああああああああああああ」



私は、床に崩れ落ち、泣き叫んだ。



「わたし…恋じゃないといやだよぉおおおお」



「なんでよぉおおおおお」



私は、教室でどれぐらい叫んだだろう。



頭が痛くなるほど…声が枯れるまで叫んだだろう。



「もう、やめろよ」



――――――――恋は私の目の前から消えた…そして彼…山崎くんが泣き叫ぶ私を後ろから優しく抱きしめてくれた。



私は、恋にすがるように…恋に甘えるように山崎くんに抱きつき泣いた。