俺は小春から唇を離して、小春を真っすぐ見た。



「恋…。今、、、なにを、、、」



当然、小春はびっくりしている。



当たり前だ、小春は俺を男だと知らない。



女が女にキスをした――――そう小春は思っている。



「小春聞いて…私ね…私は…俺は――――――――」



「おいっ、何してんだよ」



行き成り腕を掴まれ、小春から離れた。



俺の腕をつかんだのは。