恋の確率

「こんなこと可笑しいかもしれないけれど…恋は気持ち悪がらないでね」



苦しそうな表情で言う、小春。



小春は俺に何か大事なことを伝えようとしている。



「うん」



小春は、気持ちを整えて言った。



「私ね…恋がもし―――――」



…なん、、、だって。



俺は小春の手をひいて公園の隅に連れ込んだ。