「小春ちゃん、起きないとキスしちゃうぞー」



「ん~」



「本当に可愛いからキスしちゃうからな」



目を覚めると目の前に中条の顔があった。



「おっと、残念。あともう少しだったのに」



ニカッと笑う、中条。



「いっ…いっ…いやぁああああああああっ」



「おいおい、叫ぶなよ」



中条は私の口を抑えてそう言った。



私に…さ、さ、触らないで…。



このままじゃ…倒れる。