「杏梨!俺だ!」
声が聞こえないのはアイポットで音楽を聴き、その音が雪哉の耳にまで聴こえる音量だったからだ。
雪哉はアイポットを取り上げた。
「杏梨!落ち着いて、俺だよ」
「……ゆ……き……ちゃん」
やっと雪哉を認めた杏梨の目からは涙が溢れていた。
「ゆきちゃーーーーーーーーーーん!!!」
ガバッと雪哉に抱き付いた。
「もう大丈夫だから、落ち着いて 怖かったんだね」
落ち着かせようと、髪から背中へ手を何度も滑らす。
しばらくしてから「もう大丈夫」と小さな声がした。
あんなに取り乱す杏梨を久しぶりに見て雪哉は医者が必要かと考えた。
「本当に?」
顔を覗き込むと、うさぎのように目を真っ赤にしていた。
声が聞こえないのはアイポットで音楽を聴き、その音が雪哉の耳にまで聴こえる音量だったからだ。
雪哉はアイポットを取り上げた。
「杏梨!落ち着いて、俺だよ」
「……ゆ……き……ちゃん」
やっと雪哉を認めた杏梨の目からは涙が溢れていた。
「ゆきちゃーーーーーーーーーーん!!!」
ガバッと雪哉に抱き付いた。
「もう大丈夫だから、落ち着いて 怖かったんだね」
落ち着かせようと、髪から背中へ手を何度も滑らす。
しばらくしてから「もう大丈夫」と小さな声がした。
あんなに取り乱す杏梨を久しぶりに見て雪哉は医者が必要かと考えた。
「本当に?」
顔を覗き込むと、うさぎのように目を真っ赤にしていた。


