「…………あたし どうしても叶えなきゃ いけない望みがあるの」 優衣は天秤に触れた 「……約束したから…」 ネルやウル… まだ知り合った ばっかりだけど大切な 人達だもん… 『…望……のか……?』 声は前より 聞き取りやすくなってる まるであたしと 天秤の心が近付いて いくように… .