「律希、足痺れた」 「あ、ごめんッ」 隣に座り直す 「なんか、 付き合うまえ思い出すね」 あのときは、 太陽が寝てて 毎日毎日話しかけて 補習になって 太陽が待っててくれて すきなの?…ッて 私の名前、 覚えてなかったのに笑 「律希、」 「ん?」 「すき」 え……… 「なに泣いてんの」 だって、 初めてだよ すきッて言ってくれたの 「私も!!!」