『土曜日』



午前七時


何時もは六時頃起きるのに

最近、寝坊してしまう。

そして





何故か春の腕の中にいる。

春の寝顔は可愛かった。

起きてるときの

カッコよさや

大人の雰囲気とは違う。





何より









春の腕の中は心地よかった。








動いたら、起きちゃうかな?


このままだと

気持ちよくて

また、寝てしまいそう…















ゆっくり、腕の中を

すり抜けようとすると















「動かないで…」










春の腕の力が強くなる











「ごめんなさい…起こしちゃった。」


「大丈夫…それより、ここにいて。」














遅かったのかな?

春は目を閉じたままで

喋り終わると

寝息が聞こえてくる。






また、起こすと悪いから

このままで居ることにした。















少しすると
















再び睡魔に襲われる