レッテル



「なぁ」

高瀬が背の低い卯月を見下ろしながらつぶやいた。
あの獲物を探す猛獣の目は今はない。

キーンコーンカーンコーン…

放課後が始まるチャイムが鳴った。
それは
運命の始まりのチャイムでもあった。