「よし、準備完了!」
部屋の電気を消して、あたしも布団に入る。
あとは泥棒が来るのを待つだけだ。
左手にヒモを結んだまま、息を殺してヒモが動くのを待つ。
もう日付が変わってしまった。
夜中になっても、泥棒が来る気配はない。
「まだ来ないね…」
二段ベッドで横になっている萌がつぶやいた。
みんな眠れないみたい。
「そろそろ来てもいいと思うんだけど…」
ため息混じりに言ったあたしに、ベッドの上の段から愛菜が答えた。
「やっぱ…
あの苺、微妙じゃない?」
部屋の電気を消して、あたしも布団に入る。
あとは泥棒が来るのを待つだけだ。
左手にヒモを結んだまま、息を殺してヒモが動くのを待つ。
もう日付が変わってしまった。
夜中になっても、泥棒が来る気配はない。
「まだ来ないね…」
二段ベッドで横になっている萌がつぶやいた。
みんな眠れないみたい。
「そろそろ来てもいいと思うんだけど…」
ため息混じりに言ったあたしに、ベッドの上の段から愛菜が答えた。
「やっぱ…
あの苺、微妙じゃない?」



