でもな…
一回ぐらいちゃんと言っとかなきゃ…
どうしようか迷ってたら、反対側に座る萌と目が合った。
何か言いたそうな視線を送る萌。
あたしは、ちょっと困った顔をしてみせた。
大きく息を吸って、
また視線を戻す。
「瀬戸内、昨日さ…」
何て言ったらいいんだろ。
あんまり、こういうの得意じゃないし。
「あたし…あんたが来てくれて嬉しかったよ」
あたしは、前の座席を見たまま言った。
一回ぐらいちゃんと言っとかなきゃ…
どうしようか迷ってたら、反対側に座る萌と目が合った。
何か言いたそうな視線を送る萌。
あたしは、ちょっと困った顔をしてみせた。
大きく息を吸って、
また視線を戻す。
「瀬戸内、昨日さ…」
何て言ったらいいんだろ。
あんまり、こういうの得意じゃないし。
「あたし…あんたが来てくれて嬉しかったよ」
あたしは、前の座席を見たまま言った。



