「なっ…?」

一瞬、親近感を持ったあたしが馬鹿だった。

「そっちこそ…
あたしの名前、勝手に呼び捨てにしないでよ!」

昨日の恨み…
こっちは忘れたわけじゃないんだからね。



「話はそれだけ…?
牧村さん」

『さん』づけにされても、やっぱりムカつく。

思いっきり、あいつをにらみつけた。