「美月、どうしたの…?」
真剣に名簿を見るあたしを不思議そうに見る萌。
駄目だ…
名前が思い出せない。
一度も聞いてない気もするし。
「いや…男子も多いなと思って」
「うん、女子と同じぐらいだね」
とりあえず、見覚えのある名前はない。
うちの学年は五クラスあるし。
まさかね…
嫌な予感を振り払って、顔を上げる。
「じゃ、行こっか」
昨日のことは忘れて、萌に笑顔を向ける。
あたしたちは、新しいクラス三年A組へ向かった。
真剣に名簿を見るあたしを不思議そうに見る萌。
駄目だ…
名前が思い出せない。
一度も聞いてない気もするし。
「いや…男子も多いなと思って」
「うん、女子と同じぐらいだね」
とりあえず、見覚えのある名前はない。
うちの学年は五クラスあるし。
まさかね…
嫌な予感を振り払って、顔を上げる。
「じゃ、行こっか」
昨日のことは忘れて、萌に笑顔を向ける。
あたしたちは、新しいクラス三年A組へ向かった。



