♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】

「あのさ…」

足に布団をかけたまま、体育座りするあたし。

「何…?」

「何でもない…」

瀬戸内の視線に、あたしは自分の膝をギュッと抱えて小さくなった。



「あの日、彩木と何があった…?」

わずかな沈黙の後、瀬戸内は天井を見上げて問いかける。



「…あんた、見てたの?」

あたしは両手で膝を抱えたまま、顔を上げた。