♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】

「お前、寝たふりしろ。
絶対声出すなよ…」

うなずいて、ベッドに飛び乗るあたし。

瀬戸内は、バサッとあたしの頭まで布団をかぶせた。



ガチャっとドアが開く。

何事もなかったように床に座って、くつろいでるフリをする瀬戸内。



「今、何時だと思ってるんだ」

管理人は部屋に入ると、パチッと電気をつけた。



「消灯時間過ぎてるぞ」

怒鳴りながら、ズカズカ部屋に入ってくる管理人。

「…すみません」

冷静に答える瀬戸内の前まで、管理人のおじさんが迫ってくる。



男子寮長、あとは頼んだ…

あたしはビビりながら、布団の中で祈っていた。