つぶった目から、涙が流れる。 今度こそ、夢かもしれないね。 「とりあえず。キスすんのに問題はないな」 耳元でいじわるっぽく囁かれた言葉。 あまりの色っぽさに顔が赤くなる前に、 もう1度さっきと同じ柔らかな感触が唇に訪れた。 あたしはゆっくりと深く、キスの波に飲みこまれていった。 ・ ・ ・ : : ☆ :