『…あんた…確か…武…』 そこに立ってたのはあのメンバーの一人…武だった 「早く逃げろ!!」 『…は?』 何故? 「おい、兄貴。兄貴が狙ってんのは母さんと俺なんだろ そいつは関係ない」 ドクン 心臓が大きく揺れたのが分かった この状況…よく似ている…私の時と… 「……君…裏の人間だね? 俺よりも血の匂いが染み付いているよ?」 拳銃を向けてきていた男が言ってきた 「は?」 武はわけがわからないと言うような声を出していた 『……』 さすがに武にまでばれるのはやばい…