「あ、お母さん?明日だけど、昼ぐらいには着くと思う。」
『はーい。また詳しい時間分かったらメールして。駅まで迎え行くわ。』
「ありがと。」
『祐君は一緒じゃないの?』
「…祐輔とは、まだ会ってないから。明日そっちで待ち合わせてる。」
『そう。こっちはもう落ち着いて、記者の人もファンの人たちもこなくなったから、大丈夫だと思うわ。』
「そっか。よかった。迷惑かけてごめんね。」
『何言ってんの、別にあんたのせいじゃないでしょ?』
「そーだけど。」
『もう。祐君のおばさんとおじさんにも謝られっぱなしで、困っちゃうわ。あたしはむしろ祐君に感謝してるのよ?うちの娘を、あんな大事に思ってくれてて。感動しちゃった。一生分の幸せもらった気分。だからどんなに迷惑かけられても大丈夫よ☆』
「お母さん… ありがとう。」
『おめでとう。』
「ちょっ、まだ早いしっ!!///」
『ふふ、じゃあ明日、楽しみにしてるから。』
「…うん。またメールする。」