彼の隣に生まれついたのは、偶然じゃなく必然だった



そっからあたしは立て直して。

撮影は順調に進む。

映画館を撮り終えたら

商店街を歩く2人

不思議だけど、

この2人が歩くだけで、何でもない場所が魅力的に映る。

田舎臭い場所が、オシャレに見える。

それだけの魅力を持った2人は


悔しいぐらいお似合いだ



何より、あの祐輔が


一度も見せなかった顔してる。



あたしには、もうそんな顔、向けてくれない…


祐輔が幸せなら、




あたしはもう





祐輔には会えない…