歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

恥ずかしくて俯く私。

五十嵐さんがタバコを消す音が聞こえた。


『『にゃ――にゃ―』』


部屋の中から、ちゃわんとおわんが鳴いている声が聞こえてくる。






「ごっそさん。長居しちまって悪かったな…」


カップを私に差し出す五十嵐さん。



「ううん。私こそ送ってくれてありがとう!これ…」


私は五十嵐さんからカップを受け取り、ポケットからお金を出して五十嵐さんに差し出した。





「…何?」

「タクシー代!さっき払ってもらっちゃったから…」

「いいよ(汗)いちいち気にすんなって。」

「でも…」

「本当いいって。出世払いで…」

「・・・・(汗)」

「それか今度、カウントダウンが終わってからなんかおごって。」


…!


また約束ができた。




「うんっ」