歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

「その顔じゃあ、まだ好きって自覚する段階まできてない感じ〜?」


!!

「な…なんでわかんの!!?」


さっきの五十嵐さんといい、紅といい、私心読まれっぱなしなんだけど。




「わかるよ〜。sAra.顔に出るタイプだし、それに女同士だしね。なんとなく見てればわかるって♪」

「・・・・・」


グビッとカクテルを飲む紅。

私はただうつむくしかなかった。



五十嵐さんのことが好き…


そんなこと初めからわかってた。

けど、わからないフリをした。



五十嵐さんと初めて会ったあの日から、私にとって五十嵐さんは眩しすぎたから…


そして、日に日に五十嵐さんに惹かれていったんだ……




「でもさ〜、五十嵐さんもsAra.のこと気になってんじゃないのかな?」


!!!

紅は、向こうでスタッフ達と話す五十嵐さんを見て言った。





「はあ?ななな、なにいってんの!!?」