歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

い…今なんて・・・!?



「慶〜!」


すると、向こうから五十嵐さんを呼ぶスタッフ達。

五十嵐さんはタバコをくわえて、席から立ち私を見下ろした。


私は固まり、五十嵐さんから目が離せない…。





「…よろしくな。」

「・・・・!」


五十嵐さんはそう言って私の頭をポンッと撫で、呼ばれたスタッフのところへ行ってしまった。



何何何何何何!!?

なにが起こってるの!?


私、今なにされた??



興奮するにもここはBAR。

スタッフや仕事仲間がいるところで、はしゃぐことはできない。


にやけそうになる顔を必死でこらえ、ジュースをグビグビと飲んだ。

人生で“にやけそう”という体験は初めてだった。





落ち着け!!

落ち着け私っ!!!


大丈夫大丈夫!ただ頭ポンッてされただけ!!