歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

「え?ってことは、みんなでラジオ聴いてたの??」

「そーだよ♪ここにいる全員!」


店内を見渡すと、私のスタッフばかり…

このお店を貸切にしているみたい。




なんか恥ずかしい〜

私ちゃんとしゃべれてたかな…





「sAra.お疲れ!」


健二だ。

めちゃくちゃ酔っ払ってる(汗)



「…お疲れ。」

「……ゎ!」


後ろから声が聞こえたと思ったら、私のかぶっていたキャップを取られた。

後ろを振り返る私…


そこには、キャップをかぶっている五十嵐さんがいた。





「あ…お疲れ様です。」


五十嵐さんに軽く頭を下げる。


五十嵐さんは、またふわっと微笑んだ…