歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

「えっと……私・・」

「健二〜」


――!!

すると、後ろから五十嵐さんがやってきた。



「あ…慶!」


健二が振り返る。

こうやって見ると、健二ってちっちゃな(笑)

五十嵐さんが大き過ぎるから、余計に健二が子どもみたいに見える(笑)




「どうなった?2人共来るって??」




五十嵐さんが健二に聞いた。



「ああ…紅は来るみたいだけど・・」


ちらっと私を見る健二。
紅と五十嵐さんも、私を見ている。

私は慌てて口を開いた。




「あ、私っ……これから仕事なんだ・・」

「「えっ!!!そーなの!?」」

「…うん」


同時に口を開いた紅と健二。

私は、しょんぼりとしたテンションで頷いた。