歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

「〜〜〜」


急かす慶。


誰のせいでネックレスできないと思ってんだ(//)


私は床に落ちたネックレスを拾い、慶の後ろに回ってネックレスをつけた。





「…ち。考えやがった」

「クスクス」


「じゃあ、こうしてやる…」

「っ!」


慶は手を後ろに回し、私のお腹をくすぐってきた。

またネックレスは床に落っこちる(汗)





「も〜〜!」

「あはは。早くネックレスつけてくれよ…」


「つけて欲しいならちょっかい出さないでよ!」

「わかったわかった」



慶は床に落ちたネックレスを拾い、私の腕を引っ張った。





「もうなんもしねーから、前からつけて…」

「…ん」


慶からネックレスを受け取り、慶の首の後ろに手を回す。



なんもしないっつったって、前からは緊張するつーのっ(//)

いや考えない考えない!


集中集中!



慶の顔を見ないようにして、ネックレスをつけることだけに集中する私。


カチ。