歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

「そういえば夕飯まだだよね?降りて食べる?お店の人に聞い………」

「あ、そうじゃなくて(汗)テイクアウトしてほしいの…」

「テイクアウト?」

「そう…私が食べるんじゃなくてその・・あの……」


私が戸惑っていると、マッスーはなにかひらめいたような顔をした。





「五十嵐くんに買ってくの?」

「・・・・(//)」



ニヤニヤするマッスー。

周りのスタッフも「ああ〜なるほどね」みたいな顔をしている。



みんななにか言ってくれ!

頼む(///)





「なにカレー買ってくればいい?」

「あ‥えっと……チキンてある?」

「あるよ。ココの看板メニューだからね!」


「じゃあチキンで…」

「大盛?」

「……はい」

「了解」

「・・・(//)」



大盛の時点で、私が食べるカレーではないことバレバレだし。



マッスーはすぐにカレーをテイクアウトして買ってきてくれた。

あとは帰るだけ……

慶の待つ家に……