歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤

そんなことを思いながら、涙を拭く私。




「お前たちの交際は、心から祝福する。別に街中でデートしようが同棲しようが、お前らを縛るつもりはない。ただ…1つお前らに確かめたいことがある…」




社長は少し真剣な表情を浮かべた。




「……お前らは・・お互いに本当に愛し合っているのか?」


!!?


な、なにを急に真剣に言っているんだこのオッサン…!

愛し合っているのか?…って・・恥ずかしくなってくる……


社長から目をそらし、私はまたうつむいた。




「…さっきも言ったが、お前らの交際は祝福する。ただ‥簡単に別れてしまうようなもろい関係なら、今ここで別れてほしい…」




社長は続けた。







「お前らは一般人とは違う。芸能人だ。しかも今の若い奴らで、お前らを知らない人はいない…そんなお前らが交際していることを世間が知ったらどう思うと思う?」


………。

社長は、2本目のタバコに火をつけた。