「…うん、おいしい」

「だろ?

…大体俺は、梨穂がどんなにまずいもの作ってもおいしいって感じるよ?

梨穂…俺は梨穂が大好きだし、梨穂だけだし、梨穂がいなきゃ駄目だし…

梨穂じゃなきゃ駄目なんだよ…

だから、俺を信じて?」


結人…

うれしいよ…

あたしも、結人だけだよ。

結人しか見えない。

結人が大好き。